千葉県 四街道市 耳鼻科 はやし耳鼻咽喉科 くびの疾患 リンパ 唾液腺

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くびの疾患

くびの疾患について

リンパ節や唾液腺など、くびの病気の治療を行っております。

頸部リンパ節炎

リンパ管は全身に張り巡らされていますが、その節々には豆のような形をしたものがリンパ節で、普段は腫れていません。機能としては感染などから体を守っています。
頸部(くび)にも多くのリンパ節があり、口やノドからの感染に備えています。このリンパ節が炎症を起こした場合を、頸部リンパ節炎と言います。
細菌感染による炎症ですが、ウィルス感染や結核などによる場合もあります。

症状:
普通はノドの痛みなどがまずあり、その後から、くびに痛みのあるしこりが触れるようになります。熱を持ったり、触るとすごく痛いです。特に若い方は炎症がひどすぎると、それぞれのリンパ節が融合して一連に繋がるようなやや広い範囲の腫れになることがあります。悪性腫瘍からくる場合では痛みは初期では乏しく、進行すると触っても根でも張っているかように動かなくなります。
検査:
血液検査や画像検査などが行われます。長期で変わらない場合、診断を確定させるために一部組織を採ることがあります。
治療:
まずは炎症を抑える薬を処方します。抗リウマチ薬を服用している方で無痛性のリンパ節腫脹の場合、まれに薬のせいの場合があります。

唾液腺炎

唾液を作る組織(耳下腺・顎下腺・舌下腺)に炎症が生じた状態で、主な原因は細菌やウィルスの感染ですが、原因不明なこともあります。代表的なものは、いわゆる「おたふくかぜ」で、ムンプスウィルスというのが原因です。

症状:
あごの腫れ・痛みを生じ、口が開けづらくなります。ムンプスの場合、重篤化すると、難聴、髄膜炎、男性不妊になることが稀にあります。
検査:
血液検査では唾液の酵素が増えることが多いです。その他には画像検査があります。
治療:
細菌性のものは抗菌薬の効果があるのですが、ウィルスの場合、専門的に効く薬がないので、解熱鎮痛剤での対応になります。

唾石症

唾液腺や唾液を口の中まで運ぶ管の中にカルシウム成分が固まってしまい、石ができる病気です。唾石は砂粒大の小さなものから1-2センチに及ぶものまでみられます。

症状:
特に食事の最中に、あごや舌の底が腫れて激しい痛みが起こります。唾液の出口がつまってしまうからです。たまに無症状の方もいます。顎下腺に多くみられます。
検査:
一般的には、石が大きければ視診や触診で分かりますが、奥深いところですとCT検査を行うことがあります。
治療:
舌の底の部分に出口があるので、小さな唾石は炎症の後に粘膜が破けてそこから自然に出ることがありますが、奥だったり、大きすぎて管の中で嵌まり込んでいる場合、切開して石を出す方法があります。口の中から行う方法と、下顎の皮膚を切らなければならない場合があります。

唾液腺腫瘍

一般に唾液腺に生ずる腫瘍は、割合としては耳下腺が最も多く、次に顎下腺です。

症状:
耳の下や前の部分、下顎に、こりこりしたしこりができます。悪性の場合、痛みの他に口が開けづらくなり、進行すると痺れや顔の神経の麻痺を起こします。
検査:
触診の他には、画像検査の後に、確定のために組織の検査を行うことがあります。
治療:
耳下腺の腫瘍は良性が多いのですが、たとえ検査の結果で最初は良性だったとしても、年に1割の確率で悪性に変わりますので、傷跡が気になるところですが基本的には治すなら手術による摘出ありません。また顎下腺に腫瘍ができることは珍しく、悪性の可能性がやや高く、また治療の予後も正直あまりよろしくなく、放射線・化学療法にも(腺組織というのは)抵抗性ですので、早めの摘出が望まれます。

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